ブルーオリジンは日本時間4月14日の夜10時半すぎ、11回目のミッションNS-31を無事終えた。6名の女性は、さまざまな民族バックグラウンドで実に多様だ。10分間の飛行を終えて着陸した後、彼女たちは感動を隠さずその体験を語った。

何か生き物をもっていきたいとデイジーの花をもって乗船したり、子供に「ママは宇宙にいったよ」と伝えたいといった言葉、また下船する瞬間に両腕を広げて叫ぶ姿に、宇宙を飛ぶ意味の大きさを感じさせられた。

昨今、”アンチDEI”といった動きが米国で無視できない。今年の株主総会でも、徐々に機関投資家を悩ませる問題となってきた。DEIを投資や事業のポリシーから外すべきかどうか・・・そんななか、クルーも全て女性、また現地でインタビューするキャスターたちも女性というこの打ち上げは、「それでも米国の根幹は変わらない」といった気持ちにもさせてくれた。

ブルーオリジン、新船内服を公開–搭乗者全員が女性のミッションで採用 UchuBiz